仁科船舶商会は、水島港の歴史でもある。昭和30年代時の三木行治県知事の下で水島港一帯に石油コンビナートと、製鉄所の誘致が決定し、昭和37年、外国航路の一番目の船が、三菱石油に入港して、水島港の幕開けとなった。社長の仁科喜佐男は当時27才、親会社の(株)ニシナ百貨店船舶部を開設した。なれぬ英語をあやつりながら、内外運輸、鶴見輸送、日東運輸などの船舶代理店諸氏の手を借りながら、昭和46年6月に、仁科船舶商会を設立独立した。そして、甥の近藤隆行(現 V.L.K.トレダース社長)を専務として、東南アジアへの輸出業を拡大強化すると共に陸上部門では、昭和53年に水島港を見渡せる現在の場所に会社を移転した。
その後、会社は順調に推移し、平成8年には玉野市に初の試みであるBOOK STOREをオープンし、CD、新刊書籍を販売する様になった。
その後輸入も伸長し、IT部門にも手を広げ、更にリサイクル事業にも進出した。
仁科百貨店 エフピコ (株)あわしま堂 オハヨー乳業(株) (株)中国フジパン (株)加ト吉 丸大食品(株)
(株)イズミ 山崎製パン(株) 日本レコード販売網 太田書店
取引銀行 | 中国銀行、広島銀行、トマト銀行、水島信用金庫 |
関連会社 | 仁科百貨店・高砂商会 |